B.B KING lucilleがやってきた。
どうもお久しぶりです。
2015年のクリスマスにまさか僕の手に渡ってきたB.B KING GIBSON LUCILLEについて書こうと思う。
そもそも持っていたのは黒い方、2011年に酔っ払って買いに行った気がします。
そしてその翌年の2月にアメリカはテキサスに2週間ほど滞在することになるのですが、
その旅の途中で、KINGのライブを見ることになるとは思ってもいなかったです。
その模様が、youtubeにあったので貼っておきます。
はい。
最高にジジイ最高でした。終始こんな感じで驚きと感動笑いが止まらない素敵なショウでした。
彼が今年2015年に89歳で亡くなる前に生で見れてよかった(テキサスで!ちなみにジョニーウィンターもテキサスで見ました。それはまた別の話してことで)
動画でもわかる通り彼の後ろにはGIBSON社が作ったLABシリーズのL5だと思いますがしっかり置いてあります。
彼のおなじみのセットです。
多分これ
トランジスタの100Wのアンプです。
鳴らしたことないのでどんな音するかわからないです。
彼は、アンプのセッテイングはほぼフルに近い状態で、ギターのボリュームは絞って使うそうです。
なるほどガッテン。
あのロングトーンはそうして作られているのかもしれません。
まあいいや。
ギターの話です。
このデーハーなヘッド!
全体はこんな感じ。
バリトーンスイッチが付いていて、ネックはメイプル、指板はエボニー、ボディもメイプル
見ての通りかったい木なんで、まあ音もかったいです。
ピックアップは490T490Rの組み合わせ、まあミッドが強調されるとのことですが、いまいちピンときてないですが
嫌いじゃないです。
ノブはゴールドのものに変えました。
ステレオのジャックもモノに変更済み。
鼈甲のピックガードにゴールドパーツそんでTP−6!!
このファインチューナーが超微妙!と、思いつつ弾き続けてますが、
これ、弦のポールピースがむき出しになる、要はテイルピースの中に普通は入ってしまいますが、上にむき出しになります。
弦によってはたまに、特に三弦!こいつがポールピースに巻きつけて少し余った分がはみ出してきます。
要は針状のものが小指に向いてむき出しに!!
知らずに、ライブとかでジャラジャラやると、小指の横がエグれます。簡単に言うとワンピッキング、ワン刺さり。
本人は変えてる模様です。
バリトーンスイッチも嫌いじゃないですがあまり使いどころないんだよなー。
とまあ、こんな感じ。
で、赤
こちらは2007年の初期型ヘッドインレイ。
アーーーー
完璧です。
風格、色。
赤い方はうっすらボディの木目もみえます。黒い方は全く見えません!当たり前か。
こちらは前のオーナーさんにより鼈甲ピックガードが普通の335とかについてる黒いのに変わってます(絶対鼈甲に変える)
ノブも純正のスピードノブ(ここも絶対変える)
その他のスペックは大体同じ。
ここにきたての今日 音はまあ硬いというかまだ弾いてないギターの音な感じです。
わかりますか?
三弦に注目。
この場合はラッキーパターンで横にむき出しですがたまに真上に来るんですわこれが、、、
現状これもラッキーパターン!!
ていうか年間ライブとか100超えてきたら、ここまでくすむモノなんですね。
ちなみに買いたての頃
バインディングもまだ白い。
パーツ綺麗
髪長い。
そして
注目すべき点
このギターはFホールを持ちません。中身は335,355と同じ空洞でセンターに木はあります。
あなたはそれによりフィードバックすることを避け、長い音を継続させることができるでしょう。
なので
裏にキャビティがあります。
あー
書いてていい感じ、まさにオンリーワンな気がしてきたぞい。
そもそもカジノとかホールの中になんか入ったり、ポット帰るとき一大スペクタクルな大工事が必要になる
過去に二度ほど経験あるけど
恐ろしいほど面倒くさい。
まあ
キャビティ開けてみるよね。
黒い方。
雑!!!
これがカスタムショップの仕事かー。
やるやん。アメリカ。
でも
まあこんなもんでしょ。 気にならないです。これも愛嬌!!
雑!!
さて、赤い方。
今日初めてあけるぜ!!
はい!!
綺麗やん!
どことなしか女性の色気も感じるぜ。
性格出てる
削った奴の!!
中身少しパーツが違うなー
半田もなんかむちゃくちゃ。
とまあこんな感じ眠いので寝ますとします。
このギターの開発の経緯は今日tatsさんに教えて貰ったけど
それはまた今度の話。
ギブソンルシールのお話でした。